新しい年度が始まりました。JWAも6年目を迎えました。毎年新しい会員の参加もあり、講習会も毎回盛況です。第一回の講習会は「砂時計」の制作です。
講師になられた川上さん、鈴木さんは事前に試作を繰り返されましたが、なかなか難しいとおしゃっておられました。
部材は上下の天板と3本の支柱だけなのですが、組み立ててみると上下が歪んだりします
講習会の様子です。
最初に佐野会長の挨拶がありました。
講師の川上・鈴木のお二方です。(講師の所感が届きました)
川上さんから作成の手順と細かい注意がありました。
皆さん丁寧に書かれたマニュアルを手に真剣に聞いています。
アドバイザーも大活躍です。
講師も実際に作りながら説明です。
「さあ始めよう」
今回は支柱が3本です均等に取り付けるために120度づつ位置決めをしなければなりません。
これが簡単なようで難しいのです。なぜなら上下の天板にきちんと同じ位置で穴を開けなくてはいけないからです。
北海道のS氏が所有しているレーザー加工機で参加者全員にこのようなジグを作成して提供してくれました。
感謝感謝です。
天板が出来上がったところでオイルフィニッシュです。今回は完成してからは塗装ができませんので、パーツごとに塗装まで一気に行きます。
初心者のかたも真剣に作業していますね。
天板の作成風景です。
天板ができたら支柱の作成にかかります。1本目は簡単ですが、2本目からが大変です。最初と同じ形に作らないと
いけません。そのためお手本を前において作っています。
部材が全部出来たところで、いよいよ組み立てです。中にあるのは薄いガラスの時計です。上下の天板が平行になるように
慎重に締め付けて行きます。
出来上がりはこのようになります。